父と私の笑える話
重い話ばかりだと私も気分が落ちてしまうので。
私が今でも思い出すたびに、笑ってしまう話を書こうかな。
話は飛んで、私がまだ根っからの不良になる前
親に隠れてタバコを吸っていた可愛い私。
ちゃんと授業受けてるのに成績が一向に上がらない。
成績表みたいなやつ?よく分かんないけど。
私の学校は「1、2、3」の数字で分けられてたのよ
3なんか私は一度も書かれた事ないけれど、1が多め、少し2が混じっていた。
父がそれを見るなり私に一言
「お前よ?こんな中途半端な成績持ってくんじゃねーよ!3だったら3!1だったら1を持ってこい!」父は負けず嫌いな私をよく知っている。
心の中で(全て3だったら、すっごい喜ぶんだろうな。そうなってもらいたいって事!?)って思ったわけ。
まぁ、私をやる気にさせるために言ったのは間違いないけどね。
そんな父でも私と似て余計な一言いうわけ。
ポロッて口に出した言葉が
「オール1なんか聞いたこともねぇーから。取ったら、カッコイイと俺は思うだろうな。」
この言葉だけは見逃さない私!!!!
次の日、学校の皆に、オール1って見た事あるか聞いて回った私。
みんな口揃えて「ない」とか言うじゃん!
ここで私という何か熱いものが込み上げてきた(笑)
「オール1 この私が見せてやろうじゃないか!!」
このオール1っていうのが結構 大変なのよ
先生は何とかそうならない為に防止してくる。
少しでも良いところを見つけると成績に反映すると思った私
テストは名前だけ書いて、あとは白紙で提出。
でも間違えてもいいから一問でもいいからやれ!って言われる
そんな時の対応。
「最初から間違えると分かってるなら、私は最初からやらない」
先生と私の戦いが幕を開けた
遅刻はするし、先生に何も言わないで勝手に早退もする
指導が入ろうが親の元に訪れようが私は聞く耳を持たない
何故ならオール1にこだわっていたからね(笑)
そして、もうすぐ成績表をつける時期になった時
念は念をと思った私は。
白紙のテストはテストでも名前だけ書いてた私。
その名前もわざと間違えて提出した。
テストを返された時、さすが私。
名前に×がついてあった(笑)
やっと貰えた成績表!ドキドキ、ワクワクしながら覗く私。
2がついてなければいいんだけどな。。。。
そこには、なんと「1だけ!!!オール1」
飛び上がるほど嬉しくて皆に見せまくったよね。
みんなは言う「本当にオール1とったの!!!!うそでしょー!みせてー!」
その日の私は自信満々。すぐに家に帰った
「私やったよ!これを見なさい!!!」と言って父に見せた。
父は私のを見るなり腰を抜かした。
「お前なー。俺は冗談で言ったんだよ!本当にオール1もらってきたのかよ!」
お母さんが言う。
「だから、せいこは他の子と違うんだから。普通の子だったらこうするだろう。なんて思っちゃ駄目なのよ。」
私の心の中では(参ったか!父よ!私の勝利)しか思わなかった
でもね?
私の父の良いところはね。
その成績表を持って自分の事務所の皆に自慢したの。
「見てみろよ!うちの娘のだ!こんなの見たこともないだろう!!」
って自慢気に言ってくれるの。
そして事務所の皆も「凄いですねー!」って笑ってくれるの。
こうやって娘を自慢してくれる父は他に滅多にいないと思う。
私はやると決めたら徹底的にやるけれども、それは人並み外れてた。
なので1回のオール1では済まさない。
中2のその日から私は卒業するまで、ずっとオール1でした。
やるからには最後まで!
そんな父の教えを守った娘の成績表でした!
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